手根管症候群

手根管症候群とは

症状

手の指は、親指から小指にかけて、第1指・第2指・・・第5指と数えます。
また、医学的には
第1指 母指 / 第2指 示指 / 第3指 中指 / 第4指 環指 / 第5指 小指
と記します。
手根管症候群では、母指の掌側(手のひら側)から環指の橈側(内側)にかけて痺れを感じ特に、示指と中指に強く現れます。
また、指先で物を摘まめなくなったり、ボタンが掛け辛くなったりします。
症状は、明け方に強く出現する事が多く、手を振ったりすると少し症状が緩解します。

原因・病態

手根管症候群を引き起こす原因は解明されていない。
しかし、手根管症候群は女性に多く特に妊娠・出産期また更年期に多いことがわかっており、この事からホルモンの影響が強いと考えられています。
また、手関節付近の骨折やその既往がある方、手首を動かす作業が多い方によく診られる障害です。
手関節の掌側には、手根管という骨と靭帯で形成されている空間があり、その中に腱や神経が通過しています。
その部分が、何らかの原因により圧迫や絞扼を受ける事で、正中神経が影響を受け、上記の範囲に症状を引き起こします。

診断

感覚検査を行います。
症状の出ている範囲、母指 ~ 環指橈側の、感覚の鈍さや痺れ感の有無を確認します。
徒手テストとして、
〇 ファーレンテスト
〇 ダルカン徴候
〇 チネル徴候
これらの確認を行います。
発症から期間が経っており、ひどい場合には母指球筋(親指の筋肉)の委縮を認める場合があります。

リハビリテーションの紹介

障害の程度により異なりますが、保存的な治療から進めていく事が多いです。
内服薬の使用に合わせて、物療器による治療を勧めています。
それでも改善がみられない場合は、注射あるいは手術療法をご提案させていただきます。

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