野球肩とは
症状
野球の投球動作のような、手が頭の上を通る動作を行った際に、動作側の肩関節に痛みを感じます。
投球による障害の場合は、投球動作を下記の6相に分け障害をみていきます。
・ WIND-UP
・ EARY COCKING
・ LATE COCKING
・ ACCELERATION
・ DECELERATION
・ FOLLOW THROUGH
それぞれの相により、障害部位が異なり、症状の感じ方も変化します。
原因・病態
主な原因は、動作の繰り返しによる過剰なストレス・不良なフォーム・全身的要因(筋力不足や柔軟性低下)などにより、動作側の肩関節に負担が集中する事で障害が発生します。
損傷部位は、肩腱板(筋肉)・関節唇・靭帯など、肩関節を構成する組織です。
診断
痛み部位から損傷組織を確認します。
整形外科的テストを行い、筋力や柔軟性を確認します。
投球フォームのチェックし、肩関節のストレスの原因を探ります。
骨の損傷を伴っていることがあるので、レントゲンで骨の確認を行います。
リハビリテーションの紹介
急性期は、ストレスとなっている投球を制限し安静にします。
ストレスの原因を確認(筋力不足や柔軟性不足)し、それぞれ合わせてストレッチや筋力訓練を行います。
上記の内容を含め、フォームの修正を行う事で、肩関節へのストレス軽減を行います。
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