肩腱板断裂(損傷)

肩腱板断裂(損傷)とは

症状

肩関節の筋肉が断裂(損傷)している状態で、動作障害・運動痛・夜間痛を感じる事が多いです。
その他に、肩関節に力が入りにくい(脱力感)や動かした時にゴリゴリ音が鳴る(軋轢音)などがあります。

原因・病態

肩腱板断裂の背景には、肩関節の運動の際に腱板が肩峰と上腕骨頭に挟まれる現象(インピンジメント)が起きている事が考えられます。
好発年齢が40~60歳という事もあり、腱板の老化も原因として考えられます。
転倒などの外傷として原因がハッキリしているものもありますが、多くは日常生活の動作の中で発生しています。
また、姿勢不良や同じ動作の繰り返しなども、原因として考えられます。

診断

肩関節の関節可動域や動作時痛、自身の力で動作が可能か、など確認します。
レントゲンでは、筋肉の状態は確認できませんが、肩峰と上腕骨頭の距離が狭く映ります。
より正確な診断には、エコーやMRIの確認が必要です。

リハビリテーションの紹介

外傷により発生した肩腱板断裂では、急性期はまず患部は安静を指示します。
肩以外(手や肘など)は運動が可能なので、積極的に行います。
痛みが落ち着いてきたら、肩関節も含めた運動療法を行います。
断裂が酷く、保存での改善が乏しい場合には手術をお勧めする事があります。

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