アキレス腱断裂

アキレス腱断裂とは

症状

受傷の際に、『アキレス腱の所を叩かれた、何かが当たった』など、強い衝撃を感じたり、断裂音を自覚したりします。
受傷直後は患肢に体重をかける事ができず、転倒したりしゃがみこんだりします。
アキレス腱部に強い痛みを感じ、動けなくなる場合もあります。
その後しばらくして動けるようになりますが、つま先に体重をかけられない状態です。
しかし、足関節は動かすことができます。

原因・病態

アキレス腱断裂は、ダッシュやジャンプといった急激にふくらはぎの筋肉に収縮が生じた際や、着地の際に筋肉が引伸ばされる事で受傷します。
また、まれに直接的な外力により受傷することもあります。
アキレス腱の機能は、足関節の運動や着地動作の衝撃吸収などがあります。
長期間のスポーツの休止、ひさびさの運動、加齢などにより、負荷に耐える事ができない状態となり受傷する事が多いです。

診断

完全に断裂している場合、損傷部が陥凹して蝕知できます。同部に圧痛があります。
整形外科的テストとして、トンプソンテストが陽性となります。
膝を90度曲げた状態でふくらはぎをつかみます。この時、足関節が底屈(つま先が下がる方向)しない場合を陽性とします。
画像的な所見として、エコーによる検査やレントゲン、場合によればMRIを提案する事があります。

リハビリテーションの紹介

治療には2種類あり、OPEを行う方法と保存的に治療する方法があります。
どちらも一定の安静・固定期間がありますが、OPEを行った場合はトータルでかかる期間が短くなりますので、患者さんと相談し決定していきます。
安静・固定期間中も、患部以外の部位の筋力トレーニングやストレッチを行い、スポーツや日常生活への早期復帰を目指します。
安静・固定期間が過ぎると、患部・足関節の可動域訓練や筋力訓練を行います。組織の回復に伴い、体重をかけるトレーニングを開始し徐々に負荷量を上げていきます。
ある程度の治療計画が定まってはいますが、患者さんそれぞれの状態に合わせて進めていきます。

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